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たくさんほめてくれるレプトンが好き!

2021-04-22

Hello, Akiです!

今回は、生徒さんを「ほめる」ことの大切さについてお話しよう思います。

「レプトンのどこが好き?」と生徒さんたちにたずねたときに、よく返ってくる答えの一つが「先生がたくさんほめてくれるところ!」です。「学校や家でも、こんなにほめてもらえないから!」と多くの生徒さんが言います。

実際、レッスンをご覧になった保護者さんが、「私にはこんなにほめられない…」と軽いカルチャーショックを受けるぐらい(苦笑)、私たちの教室では生徒さんをたくさんほめます。

よいところやできたことをほめることで、生徒さんの自信とやる気を伸ばす。これは、レプトンの先生の重要なミッションだと、私たちは考えているからです。


●ほめるポイントの例

では、実際に、生徒さんのどういう点をほめるのか? ―― 基本的に、何でもほめます(笑)。

たとえば、発音がよい、大きな声が出ている、スラスラ読めている・言えている、読みやすい字で書けている、集中して学習できている、先生の指示に素直に応じられる、ミスなく解答できている、覚えたり理解したりするのが早い、といった点は、日々のレッスンで私たちがよくほめるポイントです。

さらに、体験レッスンや初回のレッスンで、CDプレーヤーを操作し、学習がスムーズに始められたら、「Good job!(うまくできたね!)」、「Great!(すごい!) レッスンに慣れるのが早いね! 初めてとは思えない」とすぐにほめます!

大げさだと思われるかもしれませんが、“自立学習”のレプトンは、幼稚園や小学校低学年の生徒さんもみんな、自分たちでCDプレーヤーを操作し、個別に学習を進めるスタイル。ですから、ひとりできちんと学習できることは、とても大事なのです。

ほめる内容はちょっとしたことでよいのです。先日、小学1年の生徒さんが、「きょう学校で先生にほめられた!」と笑顔いっぱいで教えてくれました。姿勢がよいとか、言葉づかいがていねいといった、大人にとってはささいなことに思える内容でした。でも、先生からほめられたことが、学校が終わってもずっとよい気分でいられるぐらい、この生徒さんはうれしかったのです。

ほめられるのが嫌いな子はいませんから、年齢や学年は関係ありません。保護者の皆さんだって、ほめられて嫌な気はしませんよね(笑)。ある小学6年の生徒さんは、学校の英語の授業でも積極的に発言しているそうで、「『英語がよくできるね!』と学校の先生にほめてもらえる。レプトンのおかげで英語が好きになった。中学に入っても続けたい」と日々がんばっています。


●ついお子さんを叱ったり、けなしたりしていませんか?

一方で、まだ入会されたばかりの年長の生徒さんの話ですが、先生のチェック時に、自信なさげに小さな声で答える姿を見て、お迎えに来た保護者さんが叱ったことがありました。

小学校高学年でもつまずく子がいる初級テキストで、会話文の学習を始めたばかり。しかも、まだ2回目のレッスンでしたから、年⾧の生徒さんには少し難しかったと思います。それでも、CDプレーヤーの操作も上手にこなし、最後まで集中してがんばっていたのです。

できなかったことをすぐに注意したくなってしまう保護者さんの気持ちもわかります。しかし、叱るだけだと、せっかくがんばっていたお子さんが、やる気をなくしてしまいます(この時は、私がすぐにフォローしたので、事なきを得ました)。

また、先日、体験レッスンに来られた、英語で保育などを行うインターナショナル幼稚園出身のお子さんの保護者さんは、「この子は英語に苦手意識があるんです」とおっしゃいました。

そこで開始前に「間違えても大丈夫。 You can do it!(絶対できるよ!)」とお子さんに伝えると、レッスンでは「Good pronunciation!(発音がいいね!) スラスラ言えたね」、「Wonderful!(すばらしい!) 文字も上手に書けるんだね」、「You did it! (やったね!) 問題を解くのも早かったね」などなど、たくさんほめるポイントが出てきました!

この様子をご覧になった保護者さんは、「こんなに英語ができるとは知らなかった。もっとできないと思っていた」とビックリされていました。それと同時に、お子さんの実力を認めていなかったことを反省されていました。

ほかにも同じようなお子さんを見てきましたが、活発でよくできる子たちが集まっている環境では、おとなしくコツコツ進めるタイプのお子さんは、なかなか力が発揮できず、劣等感を持ってしまいがちです。このお子さんは、たくさんほめられたことで、失敗を怖がらずにチャレンジでき、本来の力が出せたのです。いまはレプトンでのびのびと学習し、「自分はできる!」という自信もつきました。


●お子さんが失敗してもほめる声がけを

最後に、子どもたちは「親である皆さんに一番ほめてほしい」と常に思っています。

私の経験上、失敗してもほめる声がけをされている保護者さんは、お子さんとうまくコミュニケーションをとっていらっしゃると感じます。

「できないところを言いたくなる気持ちをぐっと抑えて、まずは少しでもできるようになったことをほめる」。お子さんの努力やがんばり、小さな成長を認め、ご自宅でもいっぱいほめてあげてください!

※写真はイメージです。

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