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「苦手」を「好き」に! 学習を通して子どもに変化をもたらす英語教室

Lepton芝浦教室 深澤 佳奈様
Lepton芝浦教室
深澤 佳奈様

東京都港区芝浦、「田町駅」から徒歩3分に位置する子ども英語教室「Lepton芝浦教室」。今回は、学習塾での経験のほか、複数のレプトン教室をサポートする業務にも携わっていたという教室長・深澤先生にお話を伺いました。レプトンの個別・自立学習の強みを活かし、幼児から高校生まで幅広い年齢層の生徒と接しながら、「苦手」を「好き」に変えていく芝浦教室の取り組みとは。

他スクールからの転籍や中学受験を意識した声も

―― 保護者の方は、どんな点に魅力を感じて芝浦教室を選ばれるのでしょうか。

保護者の方の教育への関心が高いエリアのため、英語を楽しむというより、実践的な英語力を求めてレプトンに行き着いた方が多いです。たとえば、小さい頃から英会話教室やインターナショナルスクールに通っているものの、なかなか英語が身につかないことを理由に、レプトンへの転籍を希望されるケースもあります。共通のお悩みとして、話すことはできても「書けない」「読めない」というご相談が多いですね。だからこそ、レプトンの強みである、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能すべてを網羅して学習できる点は、特に評価をいただいています。

「英会話教室に通った経験があっても、いざ単語を書こうとするとスペルがまったくわからない、という場合もあるんです」(深澤先生)
「英会話教室に通った経験があっても、いざ単語を書こうとするとスペルがまったくわからない、という場合もあるんです」(深澤先生)

―― 英検®取得を意識されている保護者の方も多いそうですね。

「小学生のうちに英検®2級を取得して、中学受験に活かしたい」と明確な目標をもって体験レッスンにいらっしゃる方もいます。昔は英語で受験するのは海外在住経験者ですとか、特別な環境のお子さまだけと思われていましたが、今は、早くから英語に取り組んでおけば、誰でも受験でチャンスがあることを保護者の方もよく理解されています。とはいえ、レプトンは英検®の対策コースがあるわけではないので、入会前に「将来、英語が使えるようになりたい」のか、「英検®を取得したい」のかをしっかりすり合わせ、長期的な目で“将来的に使える英語を身につける”レプトンの強みをご理解いただくようにしています。

自立学習だからこそ、一人ひとりを置いていかない声かけを大切に

―― レッスンで意識されていることはありますか。

教室には、生徒たちの正面に私のデスクがありますが、レッスン中に私がそこに座っていることはほとんどありません。レプトンは自立学習型ですから、生徒が目標のページ数を進めて、チューター(先生)にみずから見せにいくスタイルです。そのため、チェックを担当するチューターは、基本的に自席で待つ形になります。その分、私は教室内をできるだけ歩き回るようにしているんです。生徒の中には、わからないことを「わからない」と言えないタイプの子もいますから、手が止まっているなとか、チェックに行く回数が減っているなと思ったら声をかけるようにしています。

「教室の前方と後方にチューターのデスクがあり、一つの単位を終えるたびにチェックしてもらうスタイル
教室の前方と後方にチューターのデスクがあり、一つの単位を終えるたびにチェックしてもらうスタイル

―― 生徒たちをよく観察されているんですね。

「自立学習」と聞くと、最初から自分でできる子が多いような印象を持たれるかもしれませんが、実際にはさまざまな生徒がいます。開講当初から勤めてくれているベテランのチューターは、後ろから見ているはずなのに、困っている生徒にすぐに気づくので、私のほうが驚かされるくらいです。生徒一人ひとりをよく観察する姿勢は、私もまねしていかないとと思っています。声かけを意識するようになってからは、生徒のほうから話しかけてくれることも増え、よい変化を感じています。

「書く」練習を強化。“苦手”を“好き”にしていく取り組み

―― 教室独自で取り組んでいることはありますか。

先ほどお伝えした通り、英会話教室に通った経験があっても「書く」のが苦手な生徒が多く、タブレットの導入が広まったことで、学校でも書く機会が不足しているのが現状です。そこで、テキストに含まれる書く練習に加えて、レプトンペーパーを使って書く機会を増やす取り組みをしています。テキストでは、なぞり書きをして、その後、自分で書くまでが必須なのですが、これだけで定着させるのは難しいですよね。
書く量が増えたことで、最初は生徒たちも抵抗があったようでしたが、次第にそれが当たり前になって、最近では、みずからチェック用のレプトンペーパーを持ってくるなど、習慣として根づいてきたと感じます。

テキスト(右)が終わったら、レプトンペーパー(左)を使って、日本語のヒントだけで英単語や英文が書けるかチェックする
テキスト(右)が終わったら、レプトンペーパー(左)を使って、日本語のヒントだけで英単語や英文が書けるかチェックする

―― 習慣になっているのはすばらしいですね。そのほか、成長が見られた生徒さんはいらっしゃいますか。

小学2年生まで学校以外で英語の勉強をしたことがなく、授業についていけなくなったのをきっかけにレプトンを始めた生徒の保護者の方から、「英語への苦手意識がなくなった」「今では英語が楽しくて、一番好きな教科になっている」という感想をいただけたのはうれしかったですね。現在、小学4年生になった生徒本人も、テキストがどんどん進むのが楽しいようで、努力が実り、先月、目標としていたJET(※)5級に無事合格しました。
また、「英語が苦手なので克服したい」と、中学2年生からレプトンを始めた現在高校2年生の生徒も、今では「将来は英語に関わる仕事に就きたい」と言ってくれるほどになりました。

※JET(ジュニア・イングリッシュ・テスト):小中学生のためのコミュニケーション英語能力テスト

自立学習のためのステップアップとして「幼児コース」を新設

―― 幼児向けのコースを新設したと伺いました。

もともと幼児向けのサポートコースがあったのですが、クラス数が少なく、多くの生徒を受け入れるのは現実的ではありませんでした。そこで、今年9月からレッスン数を増やし、集中できる時間が短い幼児に合わせて、1回のレッスンを通常コースの半分の30分(※)に設定。「幼児コース」としてリニューアルしました。

※通常コースは1レッスン60分
年少~年長を対象に、少人数制で自立学習をサポートする
年少~年長を対象に、少人数制で自立学習をサポートする

―― 確かに、自立学習はハードルが高いと思っている方はいるかもしれませんね。

幼児とひとくくりに言っても、生徒の性質はさまざまです。わからないことを「わからない」としっかり主張できる子もいれば、すぐに遊びに逃げて歩き回ってしまうタイプもいる。そうした生徒に対して、1レッスン60分の通常コースに無理に当てはめず、短い時間でよりていねいにフォローができるのが特長です。小さなお子さまの英語学習に不安を感じている方も、自立学習ができるようになるまでのステップだと考えて、説明会や体験レッスンにぜひ一度、足を運んでもらいたいと思います。幼児は全員「幼児コース」というわけではなく、お子さまの性質に合わせたご提案ができればと考えています。

学習を続けてもらうために、飽きさせない環境づくりも

―― 現在、感じている課題や、今後、取り組みたいことはありますか。

これまで複数教室の運営をサポートする業務にも携わり、さまざまな教室のお話を伺ってきましたが、恥ずかしさや緊張で「英語を発話させるのが難しい」という声はよく聞いていました。声を出しやすい環境づくりは、当教室にとっても課題であり、現在進行形で取り組んでいることです。

芝浦教室では、レッスンの前に、全員で今日の日にちと曜日を英語で答えてあいさつをしています。教室全体が明るい雰囲気になる一方で、発話が苦手な生徒は、つい積極的な子に頼ってしまって声を出さないままになってしまうんですね。そうすると、その生徒だけ何回やっても「Monday」が言えないままだったりするわけです。

そこで、最近では教室のBGMを変更するなどの工夫をしています。従来は学習の邪魔にならない音楽を流していましたが、他教室の事例を参考に、学習の邪魔をしないだけでなく、声を出して歌いたくなるような曲のほうがいいのではと。ハロウィン期間は、子どもたちが楽しめる英語のハロウィンソングを流しています。まだ、歌い出すまでには至っていないのですが(笑)、子どもたちの気分が上がる雰囲気づくりの一環として実験中です。

1時間で目標の10ページを達成できると、プラスで1枚! 集めたシールはオリジナルグッズと交換できる
1時間で目標の10ページを達成できると、プラスで1枚! 集めたシールはオリジナルグッズと交換できる
Lepton Picture Cards(※)の成績優秀者は毎月表彰! 兄弟姉妹で競い合うこともあるのだそう
Lepton Picture Cards(※)の成績優秀者は毎月表彰! 兄弟姉妹で競い合うこともあるのだそう

―― レッスンの内容以外にもさまざま工夫されているのがわかります。

レプトン単体の教室だからこそチャレンジできることがあると思っています。学習塾の場合、個々の細かいレベル設定はあるとしても「合格」が一番の目標ですよね。ですから、多少つまずいたり、飽きたりしても「合格まではがんばろう」となる。でも習いごとの場合、ハマれば6、7年と通い続ける生徒がいる一方で、成果が見える手前で飽きてしまって続かない生徒もいる。スタートしてから“飽き”が来るスパンが生徒によって予測できないところがあると感じています。そのため、後者を増やさないように、短いスパンで工夫を施すようにしています。

2025年のハロウィンイベントの様子。みんなで工作やゲームを楽しみながら、英語と触れあいました
2025年のハロウィンイベントの様子。みんなで工作やゲームを楽しみながら、英語と触れあいました

そういった意味では、今年のハロウィンイベントはとても好評でした。生徒や保護者の方との交流や、新しい方にレプトンを知ってもらうきっかけにするためにも、今後も季節に合わせた対面イベントには力を入れていきたいです。

※Lepton Picture Cards:自宅のパソコンやタブレットで英語能力テストJETの頻出単語が学べる、家庭学習用のオンライン教材

最後に

Lepton芝浦教室 深澤 佳奈様

最近入会した生徒さんについて伺うと、「ご友人の紹介で入会が決まった生徒や、兄弟で下の子が新たにレプトンを始めた生徒もいます。口コミで教室を知ってもらえるのはありがたいですね」とのこと。人におすすめしたくなるのは、教室長自身がていねいに生徒を観察し、一人ひとりに合ったサポートをしてきた結果のように感じます。英語が好きな生徒だけではなく、苦手な生徒たちにもプラスの変化を与えている芝浦教室の取り組みが、今後も多くの生徒さんに届くことを期待しています。