英語は勉強するのではなく“身につける”。日本の文化を海外へ!
![Lepton御所南教室[2021年卒業]知原 佑実さん(東京藝術大学1年生)卒業時:JET1級、TOEIC Bridge®72点取得 (中3時点での実績)](/themes/responsive/assets/img/graduate/g_0003_catch.jpg)
知原 佑実さん(東京藝術大学1年生)
卒業時:JET1級、TOEIC Bridge®72点取得 (中3時点での実績)
小学校2年生から御所南教室に8年間通い、見事テキストを最後まで修了した知原さん。大学進学とともに東京に移り、現在は東京藝術大学音楽学部で琴を専門的に学んでいるといいます。塾や習い事で忙しい中でも「レプトンはやめたくなかった」という知原さんに、レプトンでの当時の様子や今後の目標について話を伺いました。
レプトンは“帰ってきた”と思える場所

―― レプトンに通うようになったきっかけを教えてください。
レプトンを知ったのは、母親に連れられて参加した御所南教室での体験会でした。幼稚園に英語を取り入れたカリキュラムがあったので、1歳のときから英語には親しみを持っていましたが、習い事として教室に通うのはレプトンが初めてでした。
―― 8年間続けられた理由は何だと思いますか?
週2日、時期によっては、それ以上通っていましたが、日常の中にすっかりレプトンが入り込んで習慣になっていました。「やらないといけない!」と思ったことはなかったですね。チューターの先生方も優しいですし、教室に“行く”というより“帰ってきた”という感覚でした。
―― レッスンで印象的だったことはありますか?
自分で学習して、問題を解いて、先生にチェックしてもらうという工程がとても好きでした。「今日は何ページ進めるかな」、「丸が何個もらえるかな」と、その日のミッションをクリアする気持ちでした。「PIGGY BANK」(※)のシールも大好きで、グッズと交換するために頑張って集めていた記憶があります。
※レプトンオリジナルのシール台帳。レッスン終了時やテキスト終了時にもらえるキャラクターのシールを貼っていき、ポイントが貯まるとオリジナルグッズがもらえる
また、もともと絵本が好きだったこともあり、テキストの中では『READING』の長文読解が好きでした。「ジャックと豆の木」を読んだことを今でも覚えています。日本語で知っている物語が、英語だとこうなるのか!と純粋に楽しんでいましたね。

―― 逆に大変だったことはありましたか?
文法が苦手だったので、上級レベルのテキストに入ってからは、メインのテキストを進めながら、何度か『GRAMMAR』テキストに立ち戻ることで克服していきました。私立の小学校だったので、レプトンで文法学習が始まる前に、すでに学校の授業で文法に触れていたのですが、基礎ができている前提でどんどん進むため、肌に合わず…。今振り返ると、わからなくなったら立ち戻って、納得してから進められるレプトンの学習法をもっと早く知っていたらよかったなと思います。
「英語が得意」という自信を力に
―― 学校や日常生活で、レプトンでの学びが活かせたことはありますか?
レプトンのおかげで「英語が得意」という自信が持てていたのが力になりました。小学生のときから英語で話すことに抵抗がないので、ネイティブの先生との会話もスムーズでしたし、英語の授業でつまずいた記憶はあまりないですね。
旅行以外で初めて海外経験をしたのは、高校生のときです。韓国を拠点に、インドネシア、マレーシア、タイなど、さまざまな国から集まった同世代の学生たちと、約6日間、英語だけで生活するというプログラムに参加しました。長期間、英語だけで過ごすのは大変でしたが、おかげで海外に友人ができました。今でも関係が続いていて、つい先日、タイの友人が日本に来たときには地元の京都を英語で案内しました。英語を学んでいなければ、できなかった友人です。

英語を使って海外に日本の文化を発信する
―― 現在、大学で専攻されている「琴」はいつから始めたのですか?
小学5年生から習い始めました。発表会の人数合わせがきっかけで、当初は藝大なんて想像もしていませんでした。多いときは月に2~3回は演奏会に出たり、音楽イベントにお誘いいただいたりと、気がついたらここまで続けていたという感じです。
―― 英語が役に立つことはありますか?
日本の伝統芸能として興味を持っていただけるので、お琴を続けていると海外の方と接する機会がたくさんあります。琴について英語で説明したり、質問を受けることも。レプトンがすごいなと思うのは、基本的なフレーズをくり返しくり返し学習することで覚えていくことです。英語での説明に困ったときに、頭にぽんと浮かんでくるのは、やっぱりあのときレプトンで覚えたフレーズなんです。「あ、これだ!」と思って。ちゃんと身についているんだなと実感します。

英語は「勉強する」のではなく「身につける」
―― 習い事に学校にと、忙しい中での受験は大変だったのでは?
進学校だったので、高校のカリキュラムの中で大学共通テストの対策や模試を受ける機会がたくさんありました。ただ、お琴を続けながら吹奏学部にも入っていたので、3年生の11月くらいまで、勉強よりも音楽が優先になっていましたね。それでも大学共通テストの英語では、これといった勉強をしなくても得点できたので、レプトンのおかげと言っても過言ではないと思います! リスニングはレプトンで耳が鍛えられていましたし、リーディングも長文読解好きが高じて得意だったので、結果を出すことができました。
―― 今後やりたいことや目標を教えてください。
私自身、英語を「勉強する」とあまり考えたことがなくて、「身につける」のほうがしっくりくるんです。大学在学中に、幼い頃から興味があった留学にも挑戦したいなと思っていますが、英語を勉強しに行くのではなく、身につけた英語をツールとして使って、自分一人でどこまでできるか試してみたいという気持ちが強いです。海外の文化や芸術、カルチャーに興味があるので、海外で学べたらいいなと思っています。
将来は、お琴で演奏家になれたら一番いいですが、狭き門ではあるので…。日本の文化を海外に発信したり、海外で働くことを想像することもあります。どんな道に進んだとしても、お琴はずっと続けていきたいです。
―― 最後にレプトン生にメッセージをお願いします。

私の場合は、とにかく「早く次のテキストに進みたい!」という気持ちでやっていたので、決して模範的ではないかもしれません。ただ、途中でつまずいて、前のテキストに立ち戻るという経験もしているので、わからなくなったときには、ちゃんと先生に聞いてほしいなと思います。レプトンの先生は、先生のほうから声をかけてくれるので心配ないとは思いますが、自分だけで解決しようとせずに、先生やクラスメイトの力を借りながら前向きに取り組んでいってほしいです。