レプトン卒業生の声レプトン卒業生の声

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レプトン生には、ゆっくり時間をかけて理解してから進んでほしい

Lepton御所南教室[2020年卒業]Nさん(京都大学1年生)卒業時:JET1級、英検®2級、TOEIC Bridge®93点取得
Lepton御所南教室[2020年卒業]
Nさん(京都大学1年生)
卒業時:JET1級、英検®2級、TOEIC Bridge®93点取得

小学3年生からレプトンに通い始め、入門の『DOG1』テキストから英語学習をスタート。高校1年生で81冊のテキストを全制覇し、レプトンを卒業したNさんが、この春から、御所南教室のチューター(先生)として戻ってきてくれました。7年間のレプトンでの経験と、教える立場になってみて感じていること、今後の目標について話を伺いました。

7年間で全テキストを制覇!

高校1年生当時のNさん
高校1年生当時のNさん

―― レプトンに通っていたときのことを教えてください。

テキストはストーリー(物語文)が載っていて楽しいし、チェックのときに先生と英語で話す時間がたくさんあったので、ガチガチに勉強する場だとは感じていませんでした。
土曜日には午前と午後のレッスンに続けて出ることもあり、その分、休憩時間に先生とレッスン以外のことをおしゃべりする機会があったのも、楽しんで通えた理由のひとつかもしれません。
JET(ジュニア・イングリッシュ・テスト)も、いつものレッスンの延長線上という感覚で、いい意味で肩に力を入れずに受けることができました。定期的に受検することで、しっかり英語が身についていることを確認できたのがよかったです。

―― 7年間続けられた理由は何だと思いますか?

テキストのレベルが上がっていくと、内容は難しくなりますが、できた時に喜びを先生と共有できたのが大きかったと思います。それまでの頑張りをわかったうえでほめてくれたり、応援してくれたり…、先生の存在があったので「ここまできたらやめられないな」と(笑)。

それに加えて、小学生から通っている中で、自分の知識や、できることの幅が広がっている実感が持てていたので「続けて損はない!」と感じていました。中学受験の準備のために、一度お休みしたこともありましたが、先生に「戻ってくるのを待ってるね」と声をかけてもらったことで、自然と再開できましたね。
そこからは、本格的な受験勉強に入る前の「高校1年生までに全テキストを終わらせる!」という強い思いをエンジンにして、最後まで進めることができました。

留学や検定試験でも力を発揮

―― レプトンでの学習が役に立ったことはありましたか。

レプトンで先取り学習ができていたので、基本的な表現はわかっている状態で学校英語をスタートできたのがよかったです。中学校で本格的に英語学習が始まったときは、覚えないといけない単語の量や文法学習にとまどったこともありましたが、知らない単語を見ても、フォニックスで読むことができたり発音できたりしたのは、レプトンのおかげだと思います。
レプトンだと、中級レベルまで文法学習がなく、何度もくり返して表現を体で覚えていくので、それを学校の授業でおさらいするような形で身につけていました。

英検®は4級から受験し、高校1年生で英検®2級に合格しました。2次試験の面接では、文章をパっと見て「読んでください」と言われるのですが、「意外とスラスラ読める!」と自分でも驚きましたし、自信になりました。

「TOEIC Bridge®でもハイスコアを取得して見事卒業!
TOEIC Bridge®でもハイスコアを取得して見事卒業!

―― 留学も経験されたのですよね。

中学3年生の夏に、「海外で英語を使ってみたい」という思いから、オーストラリアへの短期留学に個人で申し込みました。ホストファミリーと会話ができたのは本当にうれしかったですね。普段から先生の前で英語を声に出してチェックしてもらっていたおかげで、話すこと自体に抵抗はありませんでした。それだけではなく、わからなかったことを聞き返したり、伝えるために言い直したり、なんとかしてコミュニケーションをとろうとする過程も含めて、楽しかったです。

元生徒だからこそわかること

週に3~4回、大学終わりにレッスンを担当している
週に3~4回、大学終わりにレッスンを担当している

―― 今年の春からLepton御所南教室でチューター(先生)をされていますが、きっかけは何だったのでしょう?

教室に通っていたときから「また帰ってきてね」と冗談半分で言われていて(笑)、高校を卒業したタイミングで、当時の教室長からも連絡をいただいたんです。英語は必ず役に立つから、自分も勉強を続けられるのでいいかもしれないと思い、大学に入学したタイミングでチューターになることを決めました。

―― 教える側の立場になってみて、どうですか?

最初は生徒に声をかけるのさえ緊張していました。レプトンの特長のひとつに「たくさんほめる」ことがあるのですが、できたことをほめるのはもちろん、テキストをチェックした後に、学んだことを発展させて会話してみたり、休憩時間に雑談したりもしています。生徒との距離をつかむのはまだまだ難しいですが、最近は、生徒の方からも質問してくれたり、話しかけてくれるようになって、ようやく慣れてきたところです。
始めて数ヵ月ですが、子どもが好きなので、生徒はみんなかわいいし、とても楽しいです。

―― 先生として意識していることはありますか?

レベルが上がって最初のレッスンでは、できないことがあっても「大丈夫だよ」と伝えたり、レッスンの後半では、スラスラ言える、書けるようになることを目標にして進度を調整したり。当時の自分を思い出しながら、生徒への声かけの仕方を考えています。
自分が学習していたときと同じテキストなので、「このページは大変だったな」とか、「先生に正解を隠してもらって、単語を覚えるのを頑張ったな」といったことがわかるので、過去の経験が活かされていると思います。
その結果、生徒から「学校のテストの結果がよかった!」などと聞くとうれしいですね。

目標をかなえるための英語学習

「教えること自体に興味を持つきっかけにもなりました」(Nさん)
「教えること自体に興味を持つきっかけにもなりました」(Nさん)

―― 今後の目標を教えてください。

祖父母が農家だった影響で農業に興味があり、現在は京都大学の農学部で勉強しています。食糧危機問題などもある中で、食物を育てることに興味があるんです。人生のどこかで農業をやりたいと思っていますが、その前に、まずは学んだことを活かして社会で働きたいという思いが強いです。

学生のうちに実現したいと思っているのは、留学ですね。中学生のときは短期間でしたが、今度は日本人がいない環境で、日常生活を送るような長期の留学を経験したい。海外で、人手の足りない農家を手伝うファームステイにも魅力を感じています。農業について学びながら、自分の英語力も試すことができるので、両方かなえられたらうれしいです。この夏には大学でTOEFL®を受験予定なので、引き続き勉強を頑張ります。

―― 最後にレプトン生にメッセージをお願いします。

レプトン生にメッセージ

私自身、レプトンに通っていた頃に、その場しのぎでパッと暗記して進めてしまうこともあったのですが、それではあまり意味がないし、身につかないことを実体験としてわかっているので、今、学習を頑張っているみなさんには、ぜひゆっくり時間をかけて、理解してから進んでもらえたらいいなと思っています。日本にいてもこれだけ海外の方が訪れていますし、これからの時代、英語は必ず役に立つと思います。