お子様に必要な英語教育とはお子様に必要な英語教育とは

従来型の英語検定はもう古い。 これからは未来型英語コミュニケーション能力テスト「JET(ジェット)」

高跳び選手は、具体的な目標値を示すバーがあって初めて、その跳躍力を高めてゆけます。バーの高さを測ってみなければ、自分にどれだけの力や腕前があるのかわかりませんし、進歩もわかりません。英語もまったく同じで、「テストなくして進歩なし」です。こどもたちが着実に能力を高め、さらに飛躍していくために、成果を測る“ものさし”として英語検定が必要なのです。こどもたちと英語を取り巻く最新の状況をチェックしながら、これからの英語検定について考えてみたいと思います。

いまの日本の英語教育は「世界標準」からかけ離れている

「日本人は話すのは苦手だけど、読み書きは得意」などといった声をよく耳にしますが、実際のところはどうなのでしょうか?

 「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を総合的に測る、世界130ヵ国で実施されている「グローバルスタンダード(世界標準)」の英語検定TOEFL®(トーフル)の統計データを調べてみたところ・・・。

・・・結果は散々でした。日本人のTOEFL®平均点は、アジア30カ国中総合点で26位(2015年度)。そして、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングそれぞれの平均点も、アジアの中でほぼ最下位というありさま。

4技能のどれをとっても、日本人の英語は“つたない”ことがデータにはっきりと表れています。

なかでもスピーキングの平均点については、アジアでも世界全体でも「最下位」。実は、日本人のTOEFL®スピーキング平均点は過去何年にもわたり、ずっと世界のビリに沈んだままなのです。

このように、日本人の英語力の低さは非常に深刻な状況にあります。この状況を打開するために、文部科学省は小学校、中学校、高校それぞれで英語教育の“大改革”に乗り出しています。

特に東京オリンピックが開かれる2020年度から、センター試験に代えて、TOEFL®やTOEIC®(トーイック)などの「世界標準」の英語検定を利用しようとしている理由はココにあります。

少し専門的な話になりますが、テストに関する理論には「ウォッシュバック(washback)」と呼ばれるものがあります。これは、「テストが教室での教え方や学習方法に与える影響・波及効果」のことです。

つまり、大学入試を世界標準の英語検定にすることで、学校や民間の英会話・英語教室での英語教育を「世界標準」「4技能」対応に変えようという大改革が、いままさに進められているのです。

将来のTOEIC®につながる!こども英語検定「JET」とは

こどもたちの学習成果や習熟度を測る英語検定も、これからは「世界標準」のテストが好ましいでしょう。将来のTOEIC®などにもスムーズにつながれば、なおよしです。

これからご紹介する、こども向け英語検定「JET(Junior English Test;ジェット)」は、米国のInstitute for Measurement in Education and Training(IMET)というテスト機関が開発しています。

このIMETを率いているのが、ETSでTOEIC®やTOEFL®の開発・普及に携わった、スティーブン・スチューパック氏。
そして、JETは特にTOEIC®をモデルとして設計されています。

より具体的には、日本で年間250万人以上の大学生や社会人などが受検しているTOEIC® Listening & Reading Testと同じように、JETは4技能の中で最初に習得すべき“受信”する力、つまり「聞く」「読む」力の測定に重点を置いています。

おもに小学生のこどもたちの、日常生活における英語コミュニケーション能力を測定する「世界標準」の英語検定がJETです。

JETは日本以外の、英語教育が日本よりも進んでいる韓国や中国でも実施されています。特に、保護者の英語教育熱が非常に高いことで知られる韓国では、年間十万人以上がJETを受検しています。日本で行われているリスニング&リーディングテストだけでなく、スピーキングやライティングテストも追加で実施されているほどです。

JETと他のこども英語検定の違い

世界標準であること、TOEIC®につながる設計であること、小学生を中心としたこどもたちの実生活での英語コミュニケーション能力を測定すること以外のJETの特長について、最後に少しお話しします。

日本製の英語テスト、たとえば、学校の試験や入試、英検などは、指定の教科書やカリキュラムなどに沿ってつくられています。どれだけ学習した内容がわかっているか、特に習った単語や文法を覚えているかを確認することがテストの目的だからです。

これに対して、米国生まれのJETは、特定の教科書やカリキュラム準拠ではありません。さまざまな国・年齢のこどもたちの英語運用能力、つまり、英語をどれだけうまく読めて、聞けて、理解できるのか、といった英語コミュニケーション能力を「世界標準」で測るテストだからです。

ですから、JETが従来型の日本のテストや検定と大きく違う点の例として、日本の小学校・中学校の一般的な英語教科書では習わないものの、ネイティブにとっては実生活で必須の単語・表現がJETではたくさん出題されます。

以下のような語彙が、JETで実際に出題されています。
皆さま、それぞれの英語がスラスラと口から出てきますか?


【QUIZ】 これを英語で言えますか?
1. なべ (スープ・シチュー用の深なべ)
2. はしご
3. 彫刻
4. シャボン玉を吹く
5. 窓から外を見る
6. 犬を散歩させる
7. 花に水をやる
8. 並んで待つ
9. 床をほうきで掃く
10. くずかごをからにする


いずれも、ネイティブであれば小学生でも知っていて当然の語彙ばかりです。

しかし、いまの日本の英語教科書やそれに準拠した検定試験などでは、このような“実生活で必須”の基礎語彙の指導が極めておろそかになっています。日常英会話も満足にできないと感じる日本人が多数いる理由の一つはココにあると思います。

お子さまに将来「使える」英語を身につけさせるには、きちんと「使える」英語が測れる検定でなければなりません。

※JETに関する詳しい情報は、JET公式ホームページをご覧ください。無料で過去問および解説もご覧になれます: https://www.jet-japan.ne.jp/


【上のQUIZの答え】
1. pot
2. ladder
3. sculpture
4. blow bubbles
5. look out the window
6. walk a dog
7. water flowers
8. wait in line
9. sweep the floor
10. empty the trash