お子さまに必要な英語教育とはお子さまに必要な英語教育とは

お子様に必要な英語教育とはお子様に必要な英語教育とは

小学生から「4技能」中心の英語教育へ! 子ども英語教室選びで考えたい “将来使える英語”とは

2020年から、小学校の英語授業が公立でも3年生から必修化され、小中高すべての英語授業で「4技能」を重視するようになりました。さらに、2021年には中学校の教科書が大幅に改定され、中学英語が急激に難しくなったことで、小学生の間の英語学習がより重要になっているとも言われています。もはや学校の授業だけでは十分な英語力を身につけるのが難しい今、どのように英語教室を選んだらよいのでしょうか? 親世代とはまったく違う“子ども英語教育改革”の内容を一緒にチェックしながら、お子さまの将来に役立つ英語力について考えてみましょう。

小学校の英語教育が前倒し

新しい学習指導要領で大きく変わった点をおさらいしておきましょう。

まず、これまで小学5年生・6年生を対象に行われていた外国語活動が、小学3年生からに前倒しされました。

具体的には、小学3年生・4年生で外国語活動を年15コマ(※1コマ=45分)実施。おもな学習目的は、アルファベットの読み方や、短い話を聞いて内容を理解できるようにすることです。

次に、小学5年生・6年生から、英語は通知表に成績のつく「教科」になりました。授業時間は35コマから50コマに増加。「聞く」「話す」だけでなく、簡単な語句や表現を「読む」「書く」ことが、おもな学習に含まれます。

従来の小学校の英語教育は、子どもたちが英語に慣れ親しむために「聞く」「話す」重視でした。しかし、小学5・6年生での英語の教科化により、子どもたちが「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能をバランスよく育み、英語コミュニケーション能力の基礎を総合的に養うために、文字の読み書きも小学生の英語に取り入れられるようになったのです。

中学校・高校の英語教育、さらに大学入試英語も大きく変化

小学校の英語教育だけでなく、中学校・高校の英語教育、さらには大学入試でも大きな変化が起こりました。

親世代を含め、これまでの英語学習の目標は、文献などが「読める」こと。中学校・高校の授業や入試も、読解・翻訳のための文法学習が中心でした。

一方で、いまの中高での英語授業は、コミュニケーションのための実技的な指導が中心になっており、英語で自分の意見や考えをスピーチしたり、作文を書いたりする授業も行われます。

言うまでもなく、実生活でのコミュニケーションでは、「読む」力だけではなく、「聞く」「話す」「書く」を加えた総合的な力が必要です。特に、これまで日本人が苦手としてきた、相手と英語でやりとりする発信力を強化する目的で、学校の英語授業は4技能をバランスよく伸ばす指導に変わりました。

また、大学入試ではこれら4技能のすべてを適切に測るために、英検®をはじめとする外部の英語検定試験が広く利用されています。

旺文社の調査によると、2024年入試で英語の外部検定(外検)を利用した大学は462校と、全国の国公私立大全体の実に60.6%にあたります。

こうした4技能を評価する基準として浸透した外部検定の導入による加点や得点換算、学科試験の免除などの優遇措置は、受験生にとって大きなメリットですので、大学入試を見据えるなら、ますます「読む」「書く」に加え「聞く」「話す」を網羅した4技能学習が必須と言えるでしょう。

いまや世界では4人に1人が英語を使うと言われる時代。そして、このうちの約8割はアメリカ人やイギリス人などのネイティブではなく、私たち日本人を含むノンネイティブです。言うまでもなく、英語は外国人とのコミュニケーションでの必須の道具であり、英語学習の目的も「世界中の人たちと英語でコミュニケーションがとれること」へと、より実用的に大きく変わってきています。

そして、このような英語コミュニケーション能力の素地をつくるために、小学生の英語教育も低年齢化に向かっているのです。

間違いだらけの子ども英語教室選び

子どもたちが目指すのは、英語が「聞けて、話せて、読めて、書ける」ようになること。すでに保護者の皆さまは、お子さまが社会で活躍する時代には、英語でのコミュニケーション能力が日常生活でも仕事でも求められるようになるという認識をお持ちなのではないでしょうか? そのような皆さまに、小学生のうちから英会話や英語教室に通わせるなどの早期英語教育の重要性をいまさら説くまでもないでしょう。

ところが、せっかく小学生のうちからお子さまが英語を始めても、間違いだらけの子ども英語教室選びの結果、取り返しのつかない後悔をされる保護者さまが後を絶たないのも事実です。

たとえば、ネイティブ講師による英会話教室。「外国人に慣れて楽しそうだが、読み書きがさっぱり。アルファベットが書けるかも怪しい」「学習成果や習熟度がわからない」など、小学生のお子さまを英会話に通わせてみたものの、後になってこのような“落とし穴”に気づかれる方が数多くいらっしゃいます。

あるいは、中学英語の先取りや受験対策を目的とした英語塾はどうでしょう? こちらも従来型の1技能のみの英語教育、つまり文法や長文読解の指導に偏るあまり、どうしても「聞く」「話す」がおろそかになってしまいます。

お子さまに合った教室選びの5つのポイント

ポイント1:英語4技能をバランスよく学習できるか
これまでの話のまとめになりますが、グローバル社会を生きていく子どもたちに必要な英語コミュニケーション能力は、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能のバランスのとれた総合的な英語学習によってのみ身につきます。

こうした“4技能中心の英語教育”を受けられるかが、子ども英語教室選びでの重要なポイントです。

ポイント2:お子さまが楽しんで通えるか
また、英語力を上げるのはもちろん、生徒が「英語って楽しい」「もっと学びたい」と思えるレッスンを提供しているかどうかも要チェックです。

特に、先生の口ではなく、生徒自身の口がよく動き、子どもたちが頭で考えながら、主体的に学習に取り組む。こうした“自立学習”姿勢まで育んでもらえる教室かどうかは、実はとても大事な点です。

ポイント3:自立学習の姿勢を育む環境があるか
英語は、スポーツや音楽と同じ“技能”(スキル)です。水泳もピアノも基本の型をくり返し練習して身につければ、自由に泳げる・弾けるようになります。英語も一定の基本を体で覚えれば、一生使えるスキルになるのです。

でも、このスキルを習得するには何年もの時間がかかります。特に、いまの子どもたちが大人になったときに求められるのは、日常会話レベルの英語力ではありません。交渉やプレゼンテーションなどを含む、ビジネス現場で使える英語力です。

このレベルに到達するには、2,000~3,000 時間の英語学習が必要と言われていますが、小学校、中学校、高校での英語の授業時間をすべて合わせても1,000時間ほどにしかなりません。圧倒的に英語の学習時間が足りないのです。ですから、家庭学習も含め、自ら英語を学び続けられる“自立した学習者”に子どもたちを育てる。これは英語教室の大切な使命だと思います。

ポイント4:定期的に習熟度を確かめる仕組みがあるか
外部の英語検定を積極的に利用することで、子どもたちの英語の習熟度を定期診断し、さらなるモチベーションアップにつなげるような工夫を計画的に行っているかも大切です。これは、“成果が出る”子ども英語教室かどうかの見極めには欠かせません。

ポイント5:送迎など親の負担が大きくないか
学習内容が子どもに合っていたとしても、教室が遠く、送迎が負担になったり、年齢的に親のサポートが必要なお子さまの場合、継続して通うのが難しくなってしまいます。ご自宅のネット回線などの環境が整っているようであれば、慣れた環境で受講できるオンライン教室を選択肢のひとつに考えてもいいかもしれません。

こうした点から、小学生でも楽しく意欲的に、そして何より自分に合ったレベルやペースで英語学習を長期間続けられる。そのために必要なカリキュラムや良質なテキスト、充実した家庭学習用教材などがそろっている。なおかつ保護者の負担も少ない。このような仕組みや指導の体制が整っているかどうかは、子ども英語教室選びでは肝心なところでしょう。

しかし、一番大事なことは、子どもたちが英語を好きになってくれること。いろいろな視点から、お子さまに一番合った英語教室を探されてみてはいかがでしょう。


長い目でお子さまの成長を見守ってあげてください

保護者さまへのお願いです。すでにお伝えしたとおり、まず、英語の習得には長い年月が必要という認識を持っていただきたいということです。そしてその上で、長い目で、お子さまの英語の上達を見守ってあげてほしいのです。

保護者さまの多くが過去に経験されてきたように、そう簡単に「英語がペラペラ」にはなりません。過度な親の期待は子どもにはプレッシャーにしかならず、子どもを「英語嫌い」にしてしまうリスクを高めると言われています。子どものうちに、英語の学習を辛い、苦しい、苦手にしてしまってはもったいなさすぎます。

子どもたち一人ひとりにとってベストな英語教育や学習法は異なりますが、必要な時間をかけ、適切な環境で、お子さまに合ったやり方を続ければ、英語は必ず上達します。

将来、使える英語力を小学生から身につけるなら、レプトン

レプトンは、TOEIC®600点、英検®2級レベルのコミュニケーション英語力の習得を目標に、4技能が総合的に学べる個別・自立学習型の子ども英語教室です。目標実現までの道筋を示すロードマップにもとづき、チューター(先生)が一人ひとりを強力にサポート。個別・自立学習なので、自分のペースで進められるほか、英語検定を定期的に利用することで、習熟度診断やモチベーションアップにつなげるなど、お子さまが自ら英語を学習できる仕組みが整っています。距離や時間、お子さまの年齢などの関係で教室に通えないという方は、ご自宅で学習できるオンライン直営教室「Lepton Bridge(レプトン ブリッジ)」も選択可能です。

教室の雰囲気や、お子さまとの相性は、実際に足を運んで試してみないとわかりませんので、まずは無料体験レッスンにご参加ください。